バイク女子に捧ぐ!バイク防寒グッズ|「ハクキンカイロ」を徹底解説!

冬の道

寒い日、バイクに乗ると体の芯まで冷え切ってしまいます。特に、女性は冷え性の人も多いですよね。防寒グッズを活用して、快適なバイクライフを送りましょう。

ハシビロコウ
ハシビロコウ

寒くて寒くて…凍えそう。

心も“ほっこり”するような防寒グッズを教えて

happy rider
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バイク歴30年のハッピーライダーが愛用している、「ハクキンカイロ」について徹底解説するよ。

ハクキンカイロとは?

ハクキンカイロ株式会社(大阪市)が発売している、ベンジンを注油し、繰り返し使用できるカイロです。すべての交換部品が取り揃えられているので、メンテナンスも心配ありませんね。

ハシビロコウ
ハシビロコウ

すべての交換部品が揃っているの?

うれしいね。

happy rider
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部品が消耗しても、交換すればずっと使えるよ。

次に「mini」

最後に「PEACOCK GIANT」は、楽天とAmazonには取り扱いがないようです。需要が少ないのかもしれません。

会社が設立されて、2023年でちょうど100年。ハクキンカイロの販売だけ行っているかと思いきや、1964年の東京オリンピックの聖火を、ギリシャから東京まで輸送するという、大仕事も行っています。

以降、聖火を輸送したり、聖火保存容器を提供するなどに貢献しています。2020年東京オリンピックでも、聖火の種火をギリシャより東京まで輸送しています。

ハクキンカイロの「魅力」

  • サステナブル
  • 愛着
  • 手触りの良さ
  • 信頼の温かさ
  • 使う時間を調整できる

100年という実績。そして、現代に合ったサステナブルな使用方法。しかも、使い捨てのカイロにはない、毎日使う“自分の物”という愛着。

カイロを入れる袋は、フリース素材で触り心地が優しくて癒されます。さらに、ハクキンカイロ本体の手触りも、何とも言えずツルツル滑らか。ずっと触っていられます。

ハシビロコウ
ハシビロコウ

ツルンツルンだね

happy rider
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このツルツル感、癖になるね

魅力は、まだまだあります。100年、多くの人に使われ続ける信頼の温かさ。遠赤外線の働きで、身体の芯から暖めてくれます。

冬の朝は、ベンジンを入れるのが日課です。「STANDARD」1つ、「mini」2つを使っています。

同じように見えても、ベンジンの吸い込みが早かったり遅かったり…。個体差も、個性のようでかわいいです。ベンジン自体は、慣れれば2~3分で入れられます。

ベンジンの量で、使う時間を調整できるのもいいですね。(STANDARDは、専用カップ1杯のベンジンで約12時間。2杯で約24時間もちます)。火口をはめて、ライターの炎をプラチナ触媒にあてるとすぐに温かくなります。

一日使って、家に帰ってもまだ温かいので、ベッドの足元に入れておきます。二度おいしい、寝る時もあったかです。翌朝まで、ほんのり温かいこともあるんですよ。

バイクに乗る時は、風が当たらないところのポケットに入れています。低温やけどに気を付けながら、なるべく肌着に近いポケットに…。

なぜハクキンカイロは温かい?

ハクキンカイロが温かくなる仕組みは、ベンジンの気化ガス(水素)がプラチナと接触して発熱する化学原理によるもの。火がついているわけではありません。安心して使えますね。

快適な温かさの秘密は、ハクキンカイロの3構造です。

  • フタ
  • 火口(ひぐち)
  • タンク

フタには通気口があり、良く見ると孔雀(PEACOCK)型になっています。通気口の大きさや位置で、カイロの温度と持続時間が調節されています。海外では、「PEACOCK」という商品名で販売されているから、オシャレですよね。

火口は、ハクキンカイロが発熱するカギです。発熱部には、ガラス繊維にプラチナを微粒子の状態で担持させたプラチナ触媒を使用しています。ここが、ハクキンカイロ独自の方法。

タンクには、圧縮した脱脂綿が入っています。ベンジンの吸収、保油、発散が適切におこなわれるよう工夫されています。

ハクキンカイロの「使い方」

  1. 火口を取り外す(注:プラチナ触媒には直接触れない)
  2. カイロに注油カップの底部をカイロ本体と平行に挿入し、注油カップの上の線までベンジンを注ぐ
  3. 注油カップを90度回転させ、カイロにベンジンを注ぐ(注:カップ2杯までしか入れない)
  4. 注油カップを取り除き、カイロ本体を逆さまにして中央を軽く2、3回押す(注:ベンジンの入れすぎを防ぐために必ず行う)
  5. ベンジン容器を安全な場所に保管する(注:火口をぬらすと、点火時に燃え上がったり、故障の原因になる。濡れた場合は、ドライヤー等の温風で乾燥させる)
  6. 火口をはめて、マッチかライターの炎を上から3~5秒プラチナ触媒にあてる(注:カイロは立てて持つ)
  7. フタをしてカイロを袋に入れる

説明書をしっかり読んで、安全に使ってください。

「ケース」の手触りもいい

ハクキンカイロには、付属品として専用の袋が付いてきます。それぞれの大きさに専用袋があり、「STANDARD」「mini」「PEACOCK GIANT」すべて紺色です。

唯一、STANDARDに「白」があります。2015年、ハクキンカイロ スノーホワイトとして発売されています。

紺色の袋は、単品販売もされています。

ハシビロコウ
ハシビロコウ

中のカイロは、ツルンツルン。

外のケースは、フワフワだね。

happy rider
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ずーっと触っていたくなるよ

「火口」も交換できる

交換用の「火口」も、単品で販売されています。

「STANDARD」と「mini」は共通です。

「PEACOCK GIANT」は別です。

ハクキンカイロ指定ベンジンがおすすめ

ハクキンカイロには、指定されたベンジンがあります。「火付き」「持続時間」など、ハクキンカイロに最適です。

  • エビスベンジン(昭和なデザインが印象的)
  • NTベンジン(にっこりしたマークがかわいい)

バイク女子のみなさんも、しっかり防寒対策をして、体を冷やさないように気を付けてください。

それでは、ハッピーで楽しいバイクライフを。

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