ライダーのみなさん、こんにちは。
愛車は「カワサキ ゼファーχ」 ハッピーライダーです。
今年も寒い冬がやって来ました。みなさんは、どんな寒さ対策をしていますか?
ライダーにとって「ジャケット」は真冬の防寒対策の第一歩だと思います。
私は寒がりなので、アウターには人一倍のこだわりがあったのですが…。ある経験をしてから、ますますこだわりが強くなりました。
それは17年前の早春。青森から山形までツーリングをしたときのことです。
服装は、暖かい(と思った)インナーシャツにインナーズボン。防風に適した(と思った)革ジャンに革ズボン。
革ジャンの中には、もう一つの防寒対策として「巻いた新聞紙」を入れました。「これでいいだろう!」という甘い考えで出発したのです。
時間は、早朝5時。気温は…たしか6度くらい。
しかし、高速道路に乗った途端…。
「こんなはずではなかった!」寒さにやられ、パーキングエリア、サービスエリアごとに休憩を取る羽目に。寒さ対策を甘く見た結果、大変な目に遭いました。
そんなわけで、防寒対策には並々ならぬ思いがあります。これまで、ダウンジャケットや、ボア付きの革ジャン、MA-1ジャケットなどを試してはみたものの…。バイクの走行風を受けると、どれもそれなりに寒いっ。
ついに2年前、出会ったのがラフ&ロード「WSプリマロフト®️ポーラージャケットFP」だったのです。 このジャケットがあれば、過酷な環境でも走ることができ、冬しか味わえない景色を楽しめます。
バイク歴30年の私が、実際に使っているバイクジャケットを解説します。
バイクジャケットのイチ押し
防寒対策のジャケット探しを続けながら、ある時こう思ったんです。
バイクに乗る時の寒さ対策なのだから、バイク専門のメーカーが出しているアウターがいいのでは?
すると、なんとあの“ラフ&ロード”に「年越しツーリングで北海道の宗谷岬に行っても大丈夫なアウター」があるというではありませんか!
そうです。「餅は餅屋」だったのです。
調べてみると…
①プリマロフトという素材を使っている(聞いたことないぞ)
②至れり尽くせりに装備が満載(さすが! バイクを知り尽くしている感がある)
もう、ワクワクが止まりません。近くの販売店に直行し…「良さそう!」即購入しました。
それから二年間、ジャケットを使用して感じたことをレビューしてみたいと思います。
- ジャケット(本体)
- プリマロフト®️ジャケット(インナー)
ジャケット本体と、取り外しができるインナージャケット。この2点について、それぞれ解説していきます。
冬最強!防寒ジャケット
ラフ&ロード「WSプリマロフト®️ポーラージャケットFP」は、極寒仕様のジャケットです。「年越し宗谷岬アタック」にチャレンジするライダーを想定して開発されました。
ロゴには「宗谷」と刻まれていて、宗谷岬の厳しい冬の環境に耐えられるように設計された証と言えるでしょう。
まさに、極寒の地での走行を前提としたジャケットです。
ここからは、ジャケットの魅力を解説していきます。
寒風の侵入を防ぐ工夫が凝らされています。
- ネックフォーマー(着脱可能)
- ファー付きフード(着脱可能)
- 裾にはストームガード
ネックフォーマーは、マジックテープで取り付ける仕様です。フードとはボタンで繋げられるようになっているので、隙間風の侵入を防ぎます。
プロテクターは標準装備されていて、胸・肩・肘・脊椎部分に入っています。
- パットアジャスト
- ベンチレーションシステム
- ペットボトルホルダー
- コインポケット
- ティッシュポケット
ポケットは、「バイク乗りに必要な物」が分かっている配置になっています。
どんな服にもあるポケット以外に、スマホが入るたっぷり容量のポケットから、ペットボトルポケットまで…。
「専用コインケース(別売り)」を使えば、小銭の心配もありません。10円から500円まで入れられて、左手側のファスナーを開ければすぐに取り出せます。
これは、ETCが使えない有料道路を走る時にすごく便利でした。料金所ブースが右側に来ることがほとんどなので、右手グローブだけ外して、右手でファスナーを開け簡単に支払いが可能です。
コンビニでのちょっとした買い物も、財布を出すことなくコインケースのお金で十分でした。
これだけポケットの数が充実しているので、ウェストバッグやショルダーバッグは付けなくても良くなりました。本当に楽です。
暖かさのカギはプリマロフト®️ジャケット
次にインナージャケットについてです。
中にプリマロフト®️という素材が使われているので、まずは素材の説明から。
一言で言うと、プリマロフト®️とは「人工羽毛」で、アメリカ国軍の要請により開発されました。
プリマロフト®️の特徴は3つ。
- 保温性 羽毛を越える保温力
- 撥水性 水に強い
- 軽量性 柔らかく軽い
特に、羽毛にはない画期的な撥水性が魅力で、濡れても保温してくれます。
その点で、羽毛に変わる画期的なものです。
ここまで、プリマロフト®️という素材についてでした。
ここからは、このプリマロフト®️を使った、ラフ&ロード「WSプリマロフト®️ポーラージャケットFP」のインナージャケットについて解説します。
インナーは取り外せる仕様になっています。本体と着脱のしやすさが抜群で、ボタンで簡単に取り外せます。取り外しが面倒だと使いづらいですからね。
次にファスナーの柔らかさ。しなやかなファスナーが使われているので、動きにくさを感じさせません。
実際に着て、まず感じたのは「とにかく軽い」こと。
測ってみると、458g(Mサイズ・インナージャケットのみ)でした。
ポケットは4つあります。
- 外両サイド×2
- 外左胸×1(チャック付き)
- 内右胸×1(マジックテープ付き)
スマホが余裕で入る十分なサイズです。
- 袖口 ゴムが入っていてしっかりフィット
- 裾 ゴムで絞る仕様でフィット感の調整が可能
- 首元 内側は温かみのある柔らかい生地
黒の持つ重厚感に赤の差し色で、高級感のあるスタイルです。普段着としても使えるのに、どこかライダーっぽさは感じさせるデザイン。かっこいいんです!
メリット・デメリット
このジャケットのデメリットをあえて言えば、重いことです。しかし、重い分、安全性は高くなっています。少し重くても、生身で乗るのがバイク…。命を守ることを考えると、ここは仕方がないことだと思います。
バイク以外で使用するときは、パッドを外すとずいぶん軽くできます。
真冬に寒い地方への出張があったので、パッドを全て外してみました。見た目の違和感もなく、軽い。暖かさとポケットの多さで大活躍でした。街を歩いても大丈夫です。
まず一番大切な「暖かさ」。
今までに着たどのアウターよりも暖かいです。バイクの走行風のことも考えられていて首周りなどはもちろん、ヘルメットと顎の間から入る風の防止も考えられています。
冬の期間、関東でバイクに乗っていて「寒い」と思ったことが一度もありません。
インナージャケットは、春先や秋口なども重宝するので、結局、真夏以外はずっと使ってます。
次に「安全性」。
胸部分、背中部分、肩、肘にパッドが入っているので、万が一の時にも安心です。
まとめ
バイク用の防寒対策ジャケットは、ラフ&ロード「WSプリマロフト®️ポーラージャケットFP」がおすすめです。
バイク専門のメーカーが出しているアウターだからこそ、至れり尽くせりの極寒仕様!年越しツーリングで、北海道の宗谷岬に行っても大丈夫なアウターです。
その魅力は、寒風の侵入を防ぐ工夫・安全性・多機能性。さらに、保温性・撥水性・軽量性を兼ね備えた、人工羽毛を用いたプリマソフト®️インナーです。
これ一着あれば、十分な防寒対策ができるようになりました。もう、あれこれ工夫する必要はありません。
この冬、どんなバイクジャケットがいいか迷っている人は、最強の防寒ジャケット、ラフ&ロード「WSプリマロフト®️ポーラージャケットFP」を使ってみてください。この一着で、寒い季節の走行が“ぐん”と楽になると思います。ぜひ、冬しか味わえない景色を楽しんでくださいね。
それでは、ハッピーで楽しいバイクライフを。